CMSもどうやって作るのかを調べているときが楽しいようです

数年前まで、世の中がWordPress一色になって行くのを横目で見ながら、Joomla!やDrupalを使っていました。

あえて実績があったり評判のいいものを選ばずに、周りの人が使っていないものを選ぼうとしているわけではありません。

一番ではないけれども、すごくいいらしいという評判を聞いたら、使ってみたくてウズウズしてくるんですね。

もちろん、個人的にはWordPressを一番使っていますし、仕事で請けてきたのもほとんどがWordPressでした。

完成度はとても高いと思いますし、情報量が圧倒的に多いので安心感は抜群です。

インターネットプロバイダは長年niftyを使っていたのですが、ADSL接続サービスが終了するというので、先日解約しました。

そのために、Score Magazineのブログで使っていたniftyのココログを、WordPressに移行することにしたのですが、「ココログ WordPress 移行」で検索したらズラーっとヒットします。

インポート用のプラグインもすぐ見つかりました。

上記以外のCMSでは、EC-CUBEやMoodleのカスタマイズの仕事をしたことがあります。

一番人気ではなく、ちょっと情報が少ないものに興味があるようです

PCの話から脱線しますが、思い出したので書いてみます。

私はバイクの中型免許を取ったのが30代でした。

取った直後に購入したのが、YAMAHAのSRというバイクです。

単気筒の鼓動が心地よくて、デザインもレトロで雰囲気があり、とても好きなバイクでした。

私にとって残念な点があるとすれば、人気がありすぎました。

当時福岡では、本当によく見かけたんですね。信号待ちしていると、対向車線に同じSRが停まっているのです。

ある日もそんな状況だったのですが、その日は左右からSRが目の前を交差して行きました。そのとき、こりゃ多すぎだと思ってしまったのでした。

これはあくまでも個人的な感想で、SR自体、超ロングセラーだけあって、乗っていてとても気持ちのいい、すばらしいバイクだと思います。

自分の中で同じテイストのバイクを探して、二気筒のスポーツスターに目を付け、大型バイクの免許を取ってから、ローンを組んで手に入れました。2000年式でした。

当時もバイク好きの人からはよく知られていたのですが、今ほど誰でも知っているバイクではありませんでした。

実験的なことに参加するワクワク感を感じていたいのかもしれません

私が今でもPCが必要な理由は、Score Magazineの動作チェックに必要だからです。

今でこそ、Windows 7、8、10のチェックくらいで済みますが、Windows XPが現役だったときに、Windows 98から7まで、すべてチェックしていた時期があったように記憶しています。

「Windows Vistaの64ビット版は動作しますか?」というお問い合わせがあったとき、社内には32ビット版しかなく、「動きます」とはいえない状況だったときもありました。

OSが変わるたびにPCを買うのは大変です。

以前にも書きましたが、このようなときのために自作パソコンを作っておいて、チェックのときは筐体のフタを開けて、各OSのハードディスクを入れ替えていました。

しかし、私はPCを必要だから使っている理由の他に、好きだから使っている理由もあります。

いろいろな新しいことに、首を突っ込める可能性が高いと思っているのです。

私はたまに、Google DevelopersブログなどのIT情報サイトを見ます。

新しい技術が発表されたというニュースで、その技術を試してみる方法が記載されていたりします。

PCがなくなるかどうかは分かりませんが、よく分からないところが面白いです

昨年末、x86のWin32アプリが動作する、ARM版Windows 10が登場するという噂が話題になりました。

つまり、今までWindowsパソコンでしか動かなかったソフトが、スマートフォンで動く可能性があるということです。

ずいぶん前から、PC(パソコン)はなくなるのかという議論が続いていますが、また再燃しそうですね。

多くの方が、業務でPCを使う主な理由は、WordやExcelのようなOfficeソフトを使う、というのがあると思います。

Windows 10が搭載されたスマホで、PC版Excelを編集したいかと問われたら、その必要はないと考える方も多いでしょう。

とはいうものの、画面の大きなタブレットであったならば、それなりに便利な場面もあるかもしれませんし、今までタブレットだけで編集作業をやってきた方に取っては、今度こそ本当にPCは不要になるかもしれません。

クリエイターの方にとっても、大画面タブレットとタッチペンで操作する、フル機能のPhotoshopやIllustratorがあれば、元々キャンバスに絵を描いていたような人にとっては、PC+マウスより遥かに作業しやすいかもしれません。

子供の頃はうどんやそばの発祥の地という話は話題に上りませんでした

今でこそ福岡は、うどん、そば、饅頭の発祥の地という雑学を耳にするようになりましたが、私が子供の頃は、そのような話が話題に上ったことはなかったです。

たぶん近年の、ご当地グルメ番組などの影響ではないでしょうか。

調べたところによると、鎌倉時代に円爾(えんに)という禅宗の僧が、うどんやそばなどの製粉技術を持ち帰ったという言い伝えから、このような話になっているようです。

これは今まで書いてきたように、福岡は大陸に近く、多くの人たちが行き来する中に、円爾さんのような方がいたということではないでしょうか。

当時の庶民の生活には、あまり関係なかったように思います。

成田空港に、外国から珍しいものを持ってくる人はいるでしょうが、成田に住む人にはあまり関係ないのと同じようなことです。ちょっと例えが飛躍しすぎてますか・・・。

うどんやそばと同じように知られているのは、同じ禅僧の栄西さんが、当時脊振山にあった霊仙寺付近でお茶を栽培したことです。

そのお茶は、栄西さんから明恵上人に送られたそうですので、やはり大陸の新しいものは、まずは京の都を目指したのではないでしょうか。

とはいえ昨日書いたように、北西九州の人は、新しいものが入ってきているという感覚を常に持っていたと思います。

北西九州の人は大陸や西洋に目が向いていたのではないかと思います

私は、ウニ屋さんのネットショップをお手伝いしていた時期があります。

その会社の社長は、ウニを買い付けに行くために世界中を回る方だったのですが、最も多く仕入れていたのは韓国産なんですね。

しょっちゅう漁場に出かけていました。

一方で、高級品として長崎県対馬産のウニも販売していました。

では、味や品質がそんなに違うのかといえばそうではない。

対馬から海を望めばすぐ近くに韓国が見える。社長がいうには、ウニが食べているものは一緒だよと。

このような地域の人たちにとっては、中央で武士と朝廷が争っていることよりは、すぐ近くの外国との交流の方に関心があるのは、当然じゃないかと思うんですね。

西洋のものにしても同じです。

ザビエルがキリスト教を伝えてから、九州にはキリシタン大名がかなりいたようですから、庶民も改宗した人は多かったと思います。

それが、キリシタン弾圧と鎖国を経て、江戸時代は長崎の出島しか西洋との交流はなかったけれども、今でもあれだけ平戸や天草などに教会が残っています。

西洋の文化の薫りも、そこに住む人々は、少なからず感じていたのではないでしょうか。

中央に対抗するような意識はあまりないようです

昨日は、来るもの拒まずのお話をしましたが、去るもの追わずということもいえると思います。

何となく、という感じで上京する高校の同級生は多かったです。私はもう少し目的がありましたが。

福岡出身の芸能人が多いのもそのせいかなと思います。

私の周りだけかもしれませんが、プロ野球のライオンズが所沢に移ったときも、ほとんど話題になっていませんでした。

出て行くのもあまりこだわりがない。

その当時から、熱しやすく冷めやすい県民性、といわれていたように記憶しています。

中年になってから、綱野善彦さんや井沢元彦さんの日本史に関する本を読むようになりました。

読んでいて感じたのですが、鎌倉幕府から武士が台頭してきて、足利尊氏が室町幕府を設立したり、朝廷が南北に分かれて争ったり、戦国時代よりも前は、歴史は近畿と関東、東北を中心に回りますよね。

当然、一方の地域に住む人たちは、他方の地域を意識していたんじゃないでしょうか。

九州に住む人たちは、近畿を意識していたのかといえば、それはなかったんじゃないかと思うんです。

南北朝時代に後醍醐天皇の皇子である懐良親王が、大宰府を占拠して、一時期、九州で南朝の勢力を拡大させました。

福岡の人は来るもの拒まず去るもの追わず?

昨年、大宰府に関連する遺跡発掘のニュースがいくつか報じらました。

私だけかもしれませんが、忘れた頃に大宰府に関するニュースが報じられているように感じています。

今検索してみただけでも、次のようなものがありました。

  • 菅原道真公が暮らした官舎の可能性がある建物。道真公に関連する遺構が見つかったのは初めて。
  • 大宰府政庁跡で、税を管理する役所・蔵司の一部とみられる大型建物跡出土。
  • 筑紫野市で大規模な7世紀の土塁発見。大宰府を守る防塁とみられ、丘陵上での土塁の確認は初めて。

昔から不思議だったのですが、大宰府は朝廷の重要な出先機関なのに、なぜ記録が少ないのか。

私は歴史に詳しくありませんので、この時代のものは全国的に同じ状況なのかもしれませんが、道真公はここで暮らしていたとか、大宰府の防塁はここまであったとか、言い伝えくらいは残っていてもよさそうに思います。

正確なことは分かりませんが、福岡の人の気質のせいもあるんじゃないかと思っています。

話は現代に飛ぶのですが、東京から福岡に戻ってきてちょっと驚いたのは、プログラミング言語のRubyを支援したり、IT企業を積極的に誘致していること。

CDは奇跡的に残っていますが規格の意味はなくなるかもしれません

音に関するハードウェアについて、何回かに分けて書いてきました。

カセットテープやLPレコードは今でも販売されていますが、さすがにこれらをメインに音楽を聴いている人は、それほど多くはないと思います。

オーディオCDは、1980年代後半には購入していた記憶がありますので、とても長く残っている規格ではないでしょうか。

今でもオーディオメーカーのDENONやマランツから、CDプレーヤーの新製品が発売されていますので、CDをメインに音楽を聴いている人は多いと思います。

DVDやブルーレイのプレーヤーでもCDは再生できますので、MDのように聴けなくなることは当分なさそうです。

しかし、以前よりCDに取って代わろうとする規格はいくつかあって、一時期iTunesのダウンロード販売で音楽を聴いている人が増えたと思っていたら、最近は定額制のストリーミングサービスで聴く人が増えているらしいですね。

それでは、主流はストリーミングになるのかといえば、そうなのかもしれないけれど、規格というものは、もうどうでもよくなって行くように感じています。

私は古楽が好きでよくCDを買っているのですが、数年前から、バッハ全集のような60枚組み、100枚組みのボックスを見かけるようになりました。

アナログであるほどフォーマットに影響されないのかもしれません

今LPレコードが復活していますよね。若い人でも好きな方は結構いらっしゃるみたいです。

デジタルのように、収録できる周波数の制限がなくて音がナチュラルだったり、レコードジャケットを鑑賞できたり、というような他のメディアにはない魅力があるからでしょうか。

どんな世界にもマニアはいると思いますが、オーディオの世界は特に多いと思います。

しかもLPレコードになると、マニア心をくすぐる部分は多いです。

レコード針とMM/MCカートリッジや、トーンアーム、ヘッドアンプからレコード盤のクリーナーまで、こだわるところはたくさんありますよね。

LPレコードは完全に平らではなく回転中は少し波打つので、ターンテーブルがLPレコードを吸引して、LPレコードとターンテーブルを一体化させるレコードプレーヤーもありました。

デジタルだと規格が変われば使えなくなる部分が多いですが、アナログだとそのようなことが少ないのかもしれません。

SPレコードなんてその最たるものです。

SPレコードのコンサートに行ったことがあるのですが、蓄音機のアームやホーンの効率がいいのか、電気を使っていないのに結構大きな音量で、艶やかな音がしていました。