私よりも周りのシニアの方々の方が変化に対応できているように感じます

先日ASK アクティブシニア交流会さんのパソコン・スマホ勉強会で、スマホアプリをインストールしたりアプリを操作したりする際に、分からない方の操作のお手伝いしていました。

受講者の中にiPhone Xというんですかね、その新しい機種を使っている方がいて、そのスマホでホームボタンを使おうとしたらボタンがない。

一瞬固まっていたら、持ち主の方が画面を指でなぞってホーム画面に戻してくれました。

う〜ん、こんな感じでIT機器からボタンが消えて行くのでしょうか。

私はガラケーと、タブレットにインストールした電話アプリを併用していますが、やっぱりガラケーのボタンがいいです。

タブレットのソフトウェアキーボードより、デスクトップパソコンのフルサイズキーボードがいいです。

昔、多重録音で音楽を作っていたとき、8バス32チャンネルのインラインミキサーを使っていました。ツマミや10mmフェーダーの感触はとても気持ちよかったです。

その後、パソコンの拡張ボードに挿すタイプのデジタルミキサーも使ったのですが、パソコンディスプレイを見ながらマウスやフェーダーを一つずつマウスで動かす操作は、どうもしっくりきませんでした。

とはいうものの、物理的なボタンやツマミがいいというのは好みの問題でしょうし、コスト以外にもメリットはあるでしょうから、物理的なボタンやツマミがなくなって行くのはしょうがないことだと思います。

考えてみると、ASKの会員さんは平均年齢七十代のシニアの方々で、みなさん最新型と思しき画面の広いスマホをお持ちです。

新しいモノが出てきたら、ほとんどの方は素直にそれに対応するだけで、私のようにボタンがどうしたツマミがどうした、なんて考える人はいないのかもしれません。

ダーウィンが、変化に対応できるものが生き残る、みたいなことをいっていたと思いますが、私は絶滅するタイプのような気がしてきました。