治療で歯を削るときの痛さに比べたら三十分の歯磨きなど苦痛ではありません

インターネットを見ていたら、ソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義さんが三ヶ月に一度、歯医者さんに行って検診を受けているという記事を見つけました。

記事には他の社長さんたちの例、毎月歯のクリーニングとか年に四回歯科検診なども紹介されています。

そういえば、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里さんは、会社の社員に歯の定期検診を義務付けているというような記事を読んだ記憶があります。

何でも糸井さんは、若い頃歯を大切にしていなかったようで、やっぱりそれではいけないと思ったみたいな話じゃなかったかな。

私は子供の頃から、歯はそれなりに磨いていたと思うのですが、だんだん虫歯になってしまって、三十代後半にはかなり銀歯の詰め物が目立つようになってしまいました。

それまでは奥歯の一部がまるまる銀歯になっている知人がいて、すごいなと思っていたのですが、このままだと自分もそうなるかもしれないと焦ってしまいました。

私の親はほとんど虫歯がないことが自慢だったようですが、定年を迎える頃には歯槽膿漏になってしまって、入れ歯になったと嘆いていました。

そういうのを聞くと、歯槽膿漏も気になり始めるんですよね。

そんなこともあって、ここ数年は、歯間ブラシを使ったあと朝晩三十分くらいかけて歯を磨く習慣ができてしまいました。

それに伴って間食もしなくなりました。

そういう習慣ができると、今度はお菓子などが回ってくる打ち合わせや職場が目立つようになるんですね。

私も昔は、そのようなとき喜んで食べていたと思うので、歯を磨いていたつもりでも虫歯になって行くのは当然だったのかなと思います。

最初の話題に戻りますが、私は歯医者さんにあまり行きたくないので、三ヶ月に一度とか毎月行かれている方のようにはなれません。

歯の治療で、奥歯を削ったときの痛さはもう経験したくありません。

それに比べれば、三十分歯を磨くのも間食をしないのも全然苦痛ではないんですね。