帰省した人たちを見ていると自分が帰省していた頃を思い出します

今日は買い物があったので、夕食の買い出しは少し離れたスーパーに行きました。

大きなスーパーで、広い駐車場にクルマがいっぱい停まっています。

お盆期間のせいか品揃えも普段とは違っていて、お供えするお花や果物の他に、大勢で食べるための唐揚げやソーセージなどが詰まったオードブルがズラッと並んでいました。

お客さんも、シニアの母と娘のような、いつもはあまり見かけない組み合わせが多かったように感じました。

福岡は、帰る実家のあるほうになるんでしょうね。

まあ上京という言葉は、東京か大阪に行くときくらいしか使わないような気もするので、東京と大阪以外は、すべて「帰る実家のあるほう」のような気もします。

昔東京に住んでいたとき、盆や正月は帰省ラッシュで激混みなので、少し日をずらして帰っていました。

大晦日に新宿で飲んだときは、いつも人で溢れている街にそんなに人がいなくて驚いた記憶があります。

私は学生の頃から東京に出ることに憧れていました。

集団就職という言葉があるくらいですから、高度経済成長時代から若者には同じような意識があったんじゃないかと思います。

私の親戚の叔父さんたちも、ほとんど東京か大阪で就職して家庭を持っています。

私が福岡に戻ってきて、しばらく地元の会社で働いたことがあるのですが、愛媛県のような本州出身の同僚がいることに軽い衝撃を受けました。

今でこそ自分の暮らしたい場所を選ぶのは当たり前だと思うのですが、当時は地方から遠く離れた別の地方に就職しに行く、ということが考えられなかったんですね。

お盆で帰省した家族連れを見たせいか、実家を離れて生活していた頃を思い出してしまいました。