キャリアチェンジすることなく一生追求できるテーマがある方たちは羨ましいです

このブログでも、民俗学者の小松和彦さんや美術史学者の若桑みどりさんなどの本を読んでいることを書いていますが、いつも読むたびに膨大な知識量に圧倒されてしまいます。

私が好きな著者で、いつもすごい知識だと感銘を受ける方たちは、当たり前なのでしょうが、学生の頃から著作物の内容に関連する分野を選んでいらっしゃいます。

著作物は著者の研究の成果が発表されているのですから、発表に至るまでには長い研究期間が必要なはずです。

こんなことを書いているのは、私は年をとったときに備えて新しい仕事の準備を始めているのですが、このようなキャリアチェンジは、私が好きな著者のみなさんの生き方とずいぶん違うなと感じたからです。

もちろん先に上げた著者の方たちとは業種が全く違うので、目指すところは違います。

学者の方が生涯研究するテーマを追求して行くのに対し、私の場合はアプリの開発を受注したり自社で開発したアプリを売って行くことを繰り返すばかり。

経験は蓄積されて行きますが、IT技術はどんどん変わって行きます。

この「IT技術がどんどん変わる」というのがキャリアチェンジを考えている原因なので、年をとっても研究を続けることができる著者のみなさんを羨ましく感じたというわけなのです。

ただ、キャリアチェンジといっても、業界と職種のどちらか一方の経験がある場合もキャリアチェンジというそうですね。

私の考えている仕事もそれに近い形でチェンジできるように、もう少し内容を詰めてみたいと思います。