年をとると性格が変わったりストレスが減ったりすることに自分でも驚いています

最近、ストレスで夜歯ぎしりをすることがほとんどなくなりました。

三十代前半に体調を崩して精神科に通院していた頃が、一番ひどかったと思います。

朝起きたら顎が痛くなっていて、歯茎からよく血が出ていました。

今思うと向いていないジャンルの仕事でしたので、相当無理をしていたと思います。

担当していたタイトルも多く、お金や人やスケジュールの管理など、やることもたくさんありましたし。

書いていて思い出したのですが、ある製品の納期が迫っていて、開発チームが会社に泊まり込みで仕事をしていたとき、仮眠をしていたプログラマーが歯ぎしりをしていました。

それを見て、「ああ、自分も寝ているときこうやっているんだな」と思ったものです。

今も当時と同じITの仕事ではありますが、一般的なスマホアプリやパソコンソフトの開発なので、精神的に無理をしている感じはありません。

それと歯ぎしりとは別に、精神科に通院していて仕事がほとんどできないときがひどかったのですが、何かにつけてムッとしていました。

一生治らないんじゃないか、一生仕事ができないんじゃないか、などと想像してしまって、不安でたまらなかったんですね。

しかし今でも、仕事で思うようにいかないときや、自分のやりたいことが定まらないときなどにも、ムッとする感情は起きやすいです。

最近は自分のライフワークのようなものが見えてきたので、このようなムッとする感情が減ってくれないかなと期待しています。

ストレスが溜まりやすかったり怒りやすかったりするのは、持って生まれた性格もあるでしょうから、しょうがないとは思います。

その一方で、歯ぎしりをすることやムッとすることが減ってきたのは、年をとって性格が変わったり、自分のことが分かってきたりしたせいだと思っています。

歯ぎしりやムッとする感情などは一生変わらないと思っていたので、最近少し驚いています。