テーラワーダのお坊さんが解説する気づきと呼吸の瞑想も参考にしたいと思います

先日よりブログに、ティク・ナット・ハンさんの瞑想が私にはとても合っているということを書いています。

具体的には「ブッダの〈気づき〉の瞑想」と「ブッダの〈呼吸〉の瞑想」(共に野草社)という本です。心がとても落ち着くので毎日少しずつやっています。

ティク・ナット・ハンさんは、Google本社などでマインドフルネスの指導を行った世界的にも有名な方。ベトナムの臨済宗のお坊さんだけあって、日本人にも親しみやすい語り口です。

ただ気になっていたのは、マインドフルネスはテーラワーダ仏教のヴィパッサナー瞑想に端を発していること。

なのでテーラワーダ仏教のお坊さんが解説する、気づきの瞑想と呼吸の瞑想の本も読んでみたいと思っていました。

ちなみに先ほどの「気づきの瞑想」はサティパッターナ・スッタ=四念処経、「呼吸の瞑想」はアーナパーナサティ・スッタという経典を解説したものです。

調べてみると本はすぐに見つかりました。

マハーシ・サヤドー著「ヴィパッサナー瞑想」とブッダダーサ比丘著「呼吸によるマインドフルネス」(共にサンガ文庫)。後者は「瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル」という副題が付いています。

早速注文して少しずつ読み進めています。

読む前は厳しい修行法が書いてあるのかなとちょっと構えていたのですが、優しい語り口で分かりやすく書かれています。

特に「ヴィパッサナー瞑想」の方は一つひとつの行為はとてもシンプルなのですが、それを絶えず行うという修行は、生活のある一般人には難しそうです。

とはいえ、どちらの本も正式な修行法が書かれています。

ティク・ナット・ハンさんの本とともに、生活にどのように取り入れて行くか考えてみようと思っています。