昨日お話したように、OSに対応していないパソコン周辺機器は使えなりますが、パソコンの世界に限らず、いつの間にか使えなくなるという製品は多いです。
音楽の話に限ってもDATやMDはそうですね。ライブ映像なども含めるとレーザーディスクもそうです。
DATは音関連の仕事をしている人にとっては必携だったように思います。
バンドなど、自分たちで作った曲をマスターテープにする際は、重宝する規格でした。
それまでは、高価なオープンリールや業務用のPCM録音機くらいしかなかったのですから。
私は、SONYのTCD-D7というポータブル機を持っていました。DAT WALKMANといわれているだけあって、持ち運びに便利でした。
DATは使っている人の絶対数が少なかったので、使われなくなるのは分かる気もしますが、MDの方は使っている人は多かったのに、目にしなくなるまでの期間が早かった気がします。
カセットテープくらい長い間、取って代わられるフォーマットが現れなければ、残って行くのでしょう。
家電量販店に、あれだけ大量に録音用MDディスクが売っていたので、今でもMDディスクを大量に持っている人は多いと思います。私のように・・・。
音楽は嗜好品なので、ファンだったりすると全作品集めたくなる、みたいな欲求が恐ろしいですよね。
そんなときは、アルコールや煙草がやめられない人と同じ脳内物質が分泌されているんじゃないか、なんて思ってしまいます。
クラシックコンサートやオペラの鑑賞が大好きで、高価なレーザーディスクのソフトを大量に持っていた友達がいたのですが、今どうしているのでしょうか。