私が今でもPCが必要な理由は、Score Magazineの動作チェックに必要だからです。
今でこそ、Windows 7、8、10のチェックくらいで済みますが、Windows XPが現役だったときに、Windows 98から7まで、すべてチェックしていた時期があったように記憶しています。
「Windows Vistaの64ビット版は動作しますか?」というお問い合わせがあったとき、社内には32ビット版しかなく、「動きます」とはいえない状況だったときもありました。
OSが変わるたびにPCを買うのは大変です。
以前にも書きましたが、このようなときのために自作パソコンを作っておいて、チェックのときは筐体のフタを開けて、各OSのハードディスクを入れ替えていました。
しかし、私はPCを必要だから使っている理由の他に、好きだから使っている理由もあります。
いろいろな新しいことに、首を突っ込める可能性が高いと思っているのです。
私はたまに、Google DevelopersブログなどのIT情報サイトを見ます。
新しい技術が発表されたというニュースで、その技術を試してみる方法が記載されていたりします。
自分でもできそうで、時間もあるときは、ちょっと試してみるときもあります。
「開発環境はこちらからダウンロードしてください。 Windows版 Linux版」のようなページがありますよね。
ちょっと動かしてみて、「へぇ、すごいな」といってみたりする。
そのようなことに参加していたいんですね。
スマホやタブレットしか持っていないと、できないことはないにしても、効率はよくないように思います。
例えば、Windowsタブレットで開発環境をダウンロードしたとして、小さなウィンドウが複数開いている開発画面の中央に、ソフトキーボードが表示されていると、あまり試してみたいという気は起きません。