TypeScriptがGoogle社内の標準言語として採用されたようですね。
Google App Engineが公開されたときに、最初の対応言語はPythonで、次にJavaが対応したように記憶しています。
どちらもGoogle社内の対応言語でしたので、当然といえば当然なのですが、Pythonは日本ではそれほど普及していなかったようで、この件についてはネット上が賛否両論でにぎやかでした。
それほど、Google社内で使われる言語は、Googleのサービスを使う人にとっては影響があるのですね。
ちなみに、ミュースケはTypeScriptで書いています。
弊社プログラマーは、静的型付けの言語じゃないと不安らしいのですね。なので、App EngineもJavaで書いています。
彼はDelphi使いで、最初のバージョンの頃からとても気に入って使っていましたし、TypeScriptも公開されてほどなく使い始めたので、よほど言語設計者の思想と馬が合うのでしょう。
彼から聞いたのですが、設計者はアンダース・ヘルスバーグという方のようですね。C♯も設計されています。
しかしGoogleが、Microsoftが開発しているTypeScriptを社内言語に採用するなんて、隔世の感があります。
そういうことを気にする必要がないくらいGoogleの存在が大きくなったとか、いい技術は取り入れなければ生き残れない時代になったとか、時代がオープンになったとか、いろいろな要素があるのでしょう。
会社間の垣根を越えて、開発者にとってプラスになる技術が普及するのはいいことだと思います。