なぜTypeScriptやBash on Ubuntu on Windowsのことを書いているかというと、TypeScriptがGoogle社内の標準言語として採用されたというニュースがきっかけです。
そういえば、Windows 10のCreators Updateというニュースもあった、と気付いたのです。
Windows上でLinuxが動くというのも、あらためて考えてみるとすごいことだなと。
それからしばらくして、ChromeとFirefoxの今のバージョンでWebAssemblyというフォーマットが標準で動作しているというニュースを見つけました。
何年か前にプログラマーと、asm.jsという、CやC++で書かれたコードをJavaScriptに変換してブラウザで動かせるようにする仕様について、実現したらすごいねと話していました。
そのバイナリフォーマットであるWebAssemblyというのが動いていたんですね。
そして、その仕様策定メンバーにAppleが参加しているというので、記事を書こうと思ったのです。
WEBブラウザでゲームがサクサクと動くようになるんですよね。
でも、そういう世の中になって困るのは、iOSのアプリで大きな収益を上げているAppleではないでしょうか。
これはどういうことなんでしょう。
もしAppleのSafariだけがゲームがサクサク動かないということになれば、多くの人がAppleのハードではインターネットは見ない、なんてことになるかもしれません。
そうなると、アプリの収益以前に、IT企業としての存在意義が失われてしまいます。
私はプロのコメンテーターではありませんので、ここに書いていることは一面的に過ぎるとは思います。
しかし、ここ数日の間に聞いたニュースに、時代の大きな変化を感じたのは確かです。