バイオリズムのように読みたくなる本のジャンルが変わっているようです

ここ数日、易経や華厳のような東洋の思想に関する本の話をしてきました。

数ヶ月前は、マニエリスムやロシア・アヴァンギャルドなど、美術に関する本ばかりを読んでいました。

そのときは、仏教を含む東洋の思想の本はほとんど読まなかった気がします。

自分の読みたくなる本のジャンルは、バイオリズムのように一定期間ごとに変わって行くようです。

私と同じような方も、いらっしゃるのではないかと思います。

一方で、一生ほとんど同じジャンルの本ばかり、という方はいらっしゃるのでしょうか。

その逆に、ジャンルなど全く関係なく、好きな本を手当たり次第に読んでいる人の方が多いのでしょうか。

私の場合は、好きなジャンルはいくつかあって、あるジャンルが飽きたら他のジャンルを、という読み方を繰り返しているようです。

自分の好きな本はいくつかのジャンルに分類できる、と分かったのは40代に入ってからで、バイオリズムのように一定期間ごとに読みたくなるジャンルが変わる、と分かったのは最近です。

そういう意味では、一生ほとんど同じジャンルを読むとか、ジャンルなど全く関係なく読むというように、自分の個性が分かるのは、ある程度年齢が行ってからなのでしょうね。

私が学生の頃は、漫画や雑誌を読む時間の方が長かったように思いますし、そんな状況ですので、自分の好きなジャンルを判断できるほど読書体験を蓄積できるはずもありません。

このようなことは、本だけにいえることではないのかもしれません。