パソコンが当たり前の存在になっていることの方がすごいことかもしれません

あるクライアントさんは、ミーティングやセミナーなどで使うためのWindows 10ノートパソコンをお持ちなのですが、いつもはお使いにならないので、電源を入れるとWindows Updateやウィルスセキュリティソフトのアップデートなどが始まります。

そうなると、CPUの稼働率がほぼ100%になって、ミーティングやセミナーどころではなくなります。

このような状況は新しいOSに切り替わるときが顕著で、Windows 8のときも、他のクライアントさんがセミナーをやるときにそれが起きて、大変な思いをしました。

これらの例は、間違った使い方をしているわけではないですよね。

使う人にしてみれば、使いたいときにただ電源を入れただけです。

こういう場面に立ち会うと、パソコンって難しいなと思ってしまいます。

先日も、ASKのある会員さんが他の会員さんたちに、Windows Vistaを持っているけれど、そのまま使っていていいものか、と尋ねられていました。

Microsoftのサポートは終了していますので、使い続けていると、ウィルスに感染するなど何が起きるか分かりません。

パソコン自体は何の問題もなく使えているのだけれど、使用期限が切れたら使えなくなる、使っては危ない、ということが起きるんですね。

そういう点でも、パソコンは難しいなと感じてしまいます。

とはいってみたものの、パソコンはテレビや冷蔵庫のように家電量販店で売られているので、他の家電に比べて・・・なんて口走ってしまいますが、元をたどれば砲弾の弾道や衛星の軌道を計算していたENIACやIBMのような計算機です。

そんなものが日常生活に入り込んでいることの方が、すごいことなんだろうなと思います。