中古であれば、中学生でもお年玉などのお小遣いを溜めて、Androidタブレットを買うことができそうです。
microSDカードは数ギガのものなら千円も出さずに買えるでしょう。
福岡市内であれば、街のいたるところに無料Wi-Fiスポットがありますので、中学生でも望みさえすればモバイルコンピューティング環境を持つことができるんですね。
私の時代からすればうらやましい限りです。
私が小、中学生の頃は、メカといえばラジオ短波が流行ったり、ステレオとカセットテープレコーダーが全盛期を迎えようとしていた時期でした。
しかしそれらは決まった用途に使うためのもので、自分で何かを作り出すものではありません。
一方で、Android上でAndroidアプリを作ることができる開発環境であれば、プログラミングの技術さえあれば、自由にアプリを作ることができます。
しかも、当時の短波ラジオやステレオと比べても、ずっと安く手に入れることができます。
私が大学生の頃にNEC PC-9801を買ったときは、ローンを組んでアルバイトをして払って行くくらい高価なものでした。
スポーツでもアートでも、能力さえあれば世界に向かってアクションを起こせます。
コンピュータもそうです。
しかしその能力は、誰でも持ち合わせているわけではありません。
であればこそ、コンピュータのような環境に小さなうちから触れることで、自分の能力を試す機会が増えるというのはすばらしいことだと思っています。