ライプニッツも興味のあるテーマの一つに加わりました

昨日は、ライプニッツに関するインターネットで見つけた論文や図書館にあった本から、私の興味のあるテーマのものを、そのタイトルだけご紹介しました。

ライプニッツについては、自分なりに内容を消化してからブログに書こうと思っていたのですが、あまりに自分の興味と一致するものが多かったので、ついうれしくなってメモしてしまったのです。

しかしここでご紹介したテーマは、ライプニッツの活動のほんの一部で、彼の活動範囲は政治や宗教なども含む広範なものです。

先日注文した本「モナドロジー・形而上学叙説」が来たので、その解説を読んでみると、彼が活動したのは三十年戦争のあとのドイツとのこと。

彼には荒廃した社会の再統合という目的があったようです。

それを考えると、中国への興味、心理学、計算機(今でいうコンピューター)のように、一見何の脈絡のないものが思索のテーマに含まれていることも理解できます。

それどころか、ライプニッツの確立した二進法に基礎を置くコンピューターが、ありとあらゆる分野で活躍している理由も、彼の目的とどこか共通するものを感じます。

以前このブログで、アイデアを自由に形にできるパソコンは錬金術のようだと書いたのですが、この本にも、ライプニッツは若い頃ある錬金術協会に参加するほど興味を持っていたという記述を見つけて、これにも何か通じるものを感じました。

ちょっとこじつけが過ぎるでしょうか。

どちらにしろ、私にとってライプニッツも興味のあるテーマの一つになったようです。