建築業の歴史は古いので業種ごとに明確な名前が付いているんですね

昨日は、自分の腕一本で食べて行かれる職人さんの話をしました。

自分にはそのようなことができないので、うらやましくもあります。

私の場合は20代の頃にディレクターとして、プログラマーさんやデザイナーさんに仕事を割り振ったりスケジュール管理をしたりしていたのですが、今は割り振る相手がプログラマーさんだけになったくらいで、やっていることは変わりません。

もちろん自営なので自分でできる仕事は自分でやりますが、プログラミングの仕事は、簡単なスクリプトを組むこと以外はすべてプログラマーさんに任せます。

以前、ある会社で出向のような形で働いていたとき、上の方から「あなたの専門は何ですか?」と聞かれて言葉に詰まりました。

そこではIT関連業務全般のお仕事をしていたのですが、改めてそう問われると何もありません。

そのとき以来、専門となるものを作ろうと意識はしているのですが、今でも同じように聞かれると答えられません。

受託でアプリを開発したりWEBサイトを構築したりを続けているので、専門技術を身に付けられるはずもないのですが。

そもそも世間に名の通った商品や会社を持っていれば、そのような質問をされることもないのでしょう。

私のような職種では仕方のないことだと思います。

昨日書いたような職人さんには、左官工、屋根工、板金工、塗装工など、一般的な業種名が付いていますよね。

建築業には長い歴史があるからだと思います。