道具にかけるお金を考えるとパソコンを使う仕事でよかったと思います

先日より、名車や楽器の名器といわれるものの中には、引いてしまうくらい高価なものがあるというお話をしています。

それを考えると、私はITの仕事をしているため、道具にお金をかけずに済んでいるのかもしれないと思えてきました。

もしクルマ関係の仕事をしていたら、仕事仲間で所有しているクルマの見せ合いなどになって、価値のあるクルマを手に入れたくなるでしょうし、ミュージシャンであればいい楽器を持ちたいと思うことは当たり前でしょう。

以前ギター教室の先生をしている知人が、お金がないのについギターを買ってしまう、と苦笑していました。

気持ちは分かります。

ギターの月刊誌を見ると、とても魅力的なギターの新製品やビンテージ商品がたくさん載ってますよね。

あんなのを見ると私でも欲しくなってしまいます。

ギターなんてマーケットが巨大なので、アンプやエフェクターのような周辺機器も含め、山のような製品で溢れています。

当然欲しい人が多ければ、その商品の価格も上がって行きます。

同じようなことはカメラマンのカメラであったり、料理人の包丁であったりするのだと思います。

しかしパソコンの世界はちょっと違うんじゃないでしょうか。

私はプログラマーではありませんので急いでコンパイルしたいような作業はありませんし、グラフィックデザイナーでもありませんので絵を速く描画する必要もありません。

オフィスソフトやWEBブラウザなどが普通に動いてくれさえすればいいです。

ここ数年パソコンを買っていないので分かりませんが、3万円前後の製品で私には十分のような気がします。