一人で工事を請け負う業者さんは精神衛生面から考えるといい仕事かもしれません

先日台所の蛇口部分が古くなったので、ホームセンターで新しいものを買ったのですが、そこで紹介してもらった水道の業者さんに、古くなったものと取り替えてもらいました。

「水栓金具」という部品だそうです。

新しいものは、水道からの管と温水器からの管と接続する部分にマイナスのネジが付いていて、そこを調節すれば水の出が変えられるので、節水にもなりそうです。

工事に来たのは2、30代のお兄さんで、以前取り付けたのが何十年も前だったので少し手こずられたようですが、それでも3、40分ほどで作業が完了しました。

特殊な工具も含め、素人には取替えは無理だと思いました。

実はそれより何日か前、インターネットである記事を読んでいて、それは若い人が仕事にやりがいを感じられずに辞めて行くというような、よくある内容だったと思うのですが、そのコメント欄に目が止まりました。

コメントを書いた人も最初は希望を持って今の会社に入社したが、最近では嫌々仕事をこなしている。昔の友達で、電気や水道のような工事を一人で請け負う仕事を選んだ人たちは、日々それほどストレスを感じずに何とか生活できている。自分も最初にそのような知識があったら、そちらの道を選んでいた、というようなことが書いてありました。

そのときは「へぇ、そういうものか」と少し気になる程度だったのですが、今回たまたま水道の業者さんが一人で来られて、ササッと仕事をこなして次の現場に向かわれたとき、請求書を見ながら「確かにいい仕事かもしれない」と思いました。

こちらとしてはとても助かりますし、費用も妥当だと思います。

もちろん実際にやってみると、ご本人しか分からない大変なことはたくさんあるのでしょう。

ただこのときは、コメントを書いた会社員の人のように、自分の仕事と比べてしまいました。