ASKの会員さんが語られる人生がまるで小説のようでした

昨日はASK アクティブシニア交流会さんの定例交流会に参加したことを書きました。

今回の交流会は、第一部の四柱推命とパーソナルカラー診断の先生のお話が面白そうだったからです。

ところが、第二部のASKの古くからの会員さんが語る「私の履歴書」というのが、とても興味深い内容でした。

そもそもこの企画は、みなさん会員どうし顔なじみではあるのですが、各自どのような経歴をお持ちか分からないということから、それならば一人ひとりが順番で人生を振り返ってみようと始まったそうです。

ASKの会員さんは大手企業のOBの方が多いようですし、平均年齢が私より二十歳も上ですから、先の戦争を始めとして、私より下の年代より遥かに多くのことを経験されています。

西村代表はASKさんのホームページで履歴を公開されていますが、そこには出生地が中国山東省青島市で終戦の年に佐世保に引き揚げ、というようなことが書かれています。

小説のようですよね。

昨日の会員の方の「私の履歴書」では、理容師になるために東京に出たこと、前々から興味があった株式投資で大金を手にしたこと、福岡に戻ってきて塗装業、ビル改修工事業がうまく行き会社を大きくしたこと、などがリアリティを持って語られて行きます。

株式投資の話などはサラリーマンの給料が1万5千円の頃とのことですから、戦後から高度経済成長期でしょうか。日本が混沌としていた時代の雰囲気が伝わってきました。

戦後の義務教育を経て社会人になった世代には、ちょっと経験できないような人生だと思います。