Raspberry Piは昔MS-DOSをさわっていたときのようなワクワクを感じます

今これを書きながら、SD Card CopierでRaspberry PiのSDカードをバックアップしています。

先日Juliusという音声認識システムを設定していたらエラーが出たので、いろいろいじっていたらRaspberry Piが起動しなくなり、もう一度OSインストールからやりなおしていたのです。

まだ大したことをやっていなかったので、Juliusを設定する直前まですぐ再現できましたが、同じことが起きたらかなわんと思って、バックアップのためにSDカードをもう一枚買いました。

最初Win32 Disk ImagerというWindowsのソフトで、imgファイルとして保存しておこうと思ったのですが、SDカードの内容を書き出す際にエラーになって先に進んでくれません。

結局Raspbianに付属しているSD Card Copierで直接別のSDカードに書き込みました。SDカードは千円程度で買えますからね。

OS起動時のエラーといい、SDカードの書き出しといい、初めてのことはよく分かりません。

とはいうものの、このような事態も少しは面白いものだなと思ったりします。パソコンを使い始めたときは分からないことだらけだったわけですから。

今でもインターネットで、スマホがあればパソコンはいらないとか、グラフィックデザインやプログラミングにはパソコンは必要、というような議論を見かけます。

私は何十年もパソコンを使ってきたので、今後もある程度性能のいいパソコンが安価で買える状況が続いて欲しいとは思うのですが、こればかりはどうなるか分かりません。

今日もスマホで十分という方の意見を読んでいたのですが、その方は動画編集ソフトのPremiereを使うときだけは、画面の広いデスクトップパソコンが必要だとおっしゃっていました。

それを読んでいて、今後はスマホ以外に、自分の仕事関係や好きなことができる機器だけあればいいのかもしれないと思いました。

先程パソコンを使い始めたとき・・・と書きましたが、よく分からないながらも、MS-DOSを触っていたときが一番楽しかったんじゃないかという気もします。

PremiereでもPhotoshopでもExcelでもいいのですが、これらはプロの使用に耐え得る高機能なソフトです。それでもそれぞれ動画編集に画像編集、表計算と目的は決まっています。

それに比べるとMS-DOSで私がやれることなどたかが知れていますが、アイデア次第でいろいろなことがやれそうなワクワク感がありました。

そういう意味ではRaspberry Piにも同じものを感じます。

自分の好きなこととはこういうことなんだろうな、と今日改めて思いました。