マウスが普及したのは思っているほど昔ではないかもしれません

明日はパソコンをプロジェクターに映して行う打ち合わせなので、小型パソコンのLIVA Zを持って行こうと思い、それに接続して使う昔買った小型キーボードを引っ張り出して来ました。

実はこのキーボード、PS/2端子なんですね。

そこは抜かりなく、PS/2とUSBの変換ケーブルも買ってあります。

ついでにPS/2のマウスも発見。今このPS/2端子コンビでこの文章を書いています。何の問題もなく快適に使えています。

キーボードは二十年位前に買ったような気がするのですが、懐かしいのはマウス。光学式ではなくボール式です。

昔はこのタイプしかなくて、長く使っているとマウス内部のボールと接触する部分にゴミがくっ付くので、マウスを裏返してフタを開け、よく掃除をしていたものです。

今の若い人はこんな構造のマウスは見たことないでしょうね。

そういえば思い出したのですが、三十年近く前、私がまだ会社に所属していた頃、学校向けの楽譜作成ソフトを担当していたことがありました。

NEC PC-9801がMS-DOSで動いていた時代です。

ソフトを体験してもらうデモンストレーションのために学校を回っていたのですが、当時はパソコンも今ほど普及していませんでしたので、マウスの使い方もよく分からない方が結構いました。

ある方はマウスを両手で持って、中指と薬指でボールを回していました。

またある方はマウスを机の端まで移動させたあと、さらに移動させるにはどうしたらいいのか分からずに困っていらっしゃいました。

そんなことを考えていると、マウスをほとんどの人が使うようになった時期は思っているほど昔ではないのかもしれません。