家の冷蔵庫が故障したので、今日出張修理に来てもらいました。
技術者の方によると、製氷機で水道水以外のものを凍らせたのが原因だとか。家族が水以外の氷を作っていたので、それが怪しいとは思っていたのです。
修理も終わって費用を支払うとき、その方がiPadを取り出しました。
今はこれでサインからカード決済、領収書発行まで全部その場でできるとのこと。
サインはiPadの画面に指で書きますし、カードはiPadに接続したアダプターで読み取ります。
ハンディプリンタで修理明細書と領収書を印刷して終わり。・・・すごい。
何でも、現場では現金のやり取りをしないことになっているのだとか。
その方によると、高齢者の方は「○千円なんて今払うよ」とおっしゃるらしい。
そうですよね。昔はその場で修理代を払うのが普通でしたし、ましてや液晶画面を差し出されて「ここに指でサインしてください」といわれたら戸惑うと思います。
私はアプリの仕事をしていますので、このような仕組みは理解できますが、80代や90代になって全く仕組みが理解できない機械を取り出されたら、どういう気持ちになるのでしょう。
そういえば昨日、ASK アクティブシニア交流会さんのビジネス研究会で、一人暮らしの高齢者とコミュニケーションを取るロボットの紹介があり、ある家庭に導入されたときのビデオを流されました。
その家の方がロボットと会話をしながら、「長生きしていると、いろいろなものが見れますね」と驚いていらっしゃいました。
たぶん私もこの方と同じような反応をするんでしょうね。