アフターコロナの本より易経や唯識の方に興味が移って来たのだと思います

アフターコロナに関する本が結構出ていますね。

確かに緊急事態宣言を経て、自粛とか三密とかリモートといった言葉が日常になった感があります。

これだけ生活に大きな影響を与えたので、アフターコロナは世の中の仕組みが変わるのでしょう。

なのでどう変わるかを多くの人が知りたがっているのですね。

実はリーマンショックのときも同じようなことがありました。

あのときは「100年に一度の金融危機」などといわれました。

評論家さんによっては「400年に一度」なんて方もいました。確か資本主義が変わるとか何とか・・・。

しかし三年くらい経つと、リーマンショック前と同じ世の中に戻ったような記憶があります。

今回のコロナは世界に与えた影響が遥かに深刻なので、リーマンショックのようには元に戻らないと思いますが。

私もリーマンショックのときは、「こりゃ大変だ」と思って影響を調べたり本を買ったりしましたが、今回は冒頭で書いたような本はあまり興味がありません。

それは多分、年を取ってしまったのと、易経や、唯識や大念処経のような仏典を読んでいるからかもしれません。

千五百年や二千数百年の間生き残ってきた思想の方に、今は興味が移ってきたのだと思います。

つまりどう変わるかということよりも、変わらないものに興味が移ったということですね。