OSはフロッピーディスクでインストールしていたので大変でした

先日、ハードディスクを丸ごとバックアップする記事を書いたのですが、書きながら、なぜバックアップするようになったかを思い出しました。

確か、Windows 98の頃まで、OSはフロッピーディスクでインストールしていました。

ハードディスクが壊れたときなど、新しいハードディスクにOSをインストールしなおします。

その作業が、古いOSほど大変だったんです。

昔は、パソコンにいろいろな拡張ボードを挿して使っていました。

外付けハードディスクなどを接続するSCSIボードや、インターネットのLANケーブルを接続するLANボードなど。

Windows 95のときは、音楽ソフトを演奏するために必須の、サウンドボードというのもありました。

そのようなボードをパソコンに認識させるには、専用のドライバが必要で、そのボードにフロッピーディスクが付属していたのです。

しかも、OSのフロッピーディスクは枚数が多いので、インストール中にたまに読み込みエラーが起きる。

ハードディスクが壊れる前の状態に戻すまでが大仕事なんですね。

ですので、リムーバブルケースにハードディスクを入れた状態で使えるようにしておけば、バックアップしたいときは、パソコンにバックアップ用のリムーバブルケースをもう1個挿入し、バックアップすれば済みます。

少々ハードディスクの寿命が短く感じようと、この快適さには代えられない・・・。

ここまで書いてきて、また一つ思い出しました。

こういう作業をするには、CD-Rドライブを挿せるような5インチベイが二つ付いている筐体が必要です。

そのような筐体が自由に選べるのも、パソコンを自作した理由の一つでした。

昔の苦労がよみがえってきました。