ドラムパートは点字楽譜の記譜法ではありませんのでご注意ください

点字楽譜toミュースケ」のWEBページには、ミュースケの「ドラムトラック」に変換するために「ドラムパート」入力欄があります。

ミュースケの「ドラムトラック」はドラム譜専用パートですので、点字楽譜におけるドラム譜の記譜法を探したのですが、見つけることができませんでした。

ミュースケはMIDI規格に対応していますので、MIDIの約150種類の楽器音を使って演奏させることができます。

ポピュラーミュージックを演奏させたい方は、バスドラムやスネアドラムなどのドラムセットを使いたいでしょうし、ラテンミュージックでは、コンガやマラカスなどのパーカッションを使いたいのではないかと思います。

ですので、「点字楽譜toミュースケ」の「ドラムパート」に入力する音符は、正式な点字楽譜の記譜法ではなく、MIDIのノートナンバーを入力することで対応しています。ご注意ください。

例えば、ピアノ鍵盤中央「ド」のノートナンバーは「60」、ハイハットクローズとオープンのノートナンバーはそれぞれ「42」、「46」となります。

以下は、Score Magazine ProのNote Editor Proに入力した音符とイベントリストで、上が普通の五線、下がドラム譜です。

  • イベントリストの「Data1(Note)」列がノートナンバー