クルマ好きやバイク好きの人には、お気に入りのクルマやバイクがあると思います。
ですのでクルマやバイクの雑誌には、古くても人気の車種をよく見かけます。
そうではなくて、自分はツーリングが好きなんだとか、レースをするのが好きなんだ、という人もいるでしょう。
もの「自体」ではなく、ものを使ってする「行為」が好きなんだと。
そういう人には、ツーリングやレース専門の情報誌があります。
ちなみに時計の雑誌ってありますよね。
クルマやバイク好きの人と同じように、時計が好きな方が見るのだろうと思います。
それでは同じように、時計「自体」ではなく、時間を見る「行為」の方が好きなんだ、という人はいるのでしょうか・・・。
そういう人はあまりいないのではないかと思います。
昨日お話した楽器の雑誌には、また違う特色があるように思います。
ギター好きの人のためにギター雑誌があり、バイオリンやチェロ好きの人のために弦楽器の雑誌があります。
それらの雑誌には、新製品やコンサートなどの情報が載っています。
楽器の雑誌は、もの「自体」と「行為」はセットのようですね。
そして音楽のジャンル分けがしっかりされているようです。
私はギターもシンセサイザーも好きですが、ここ数年よく聴く音楽はバロック以前の古楽です。
そんな私でも満足できるような、マーティンやマーシャルやローランドやストラディバリウスなどが載っている雑誌があれば、私は毎号心待ちにするのですが。