IT機器の寿命の短さは世の中を変えるパワーを持っている宿命だと思います

前回、Eee PCの動作が重かったお話をしました。

Windows 8が出たばかりの頃に買ったタブレットも、Windows 10にアップデートしたら、同様にWEB閲覧時の動きがとても遅くなって、使い辛くなりました。

普段愛用しているNexus 7も、最新のAndroid OSには対応していないようです。

そのうち、セキュリティの問題で使わない方がいいということになるのでしょうか。

新しいOSやブラウザは、デザインも綺麗だし機能も洗練されていて、使っていて気持ちいいのですが、このような問題を包含しているんですね。

弊社には、Score Magazineという楽譜作成ソフトがありますが、このソフトはWindows 98からWindows 10まで対応しています。

今、Windows 98でインターネットを利用されている方はいないとは思いますが、このOSでScore Magazineを使っている方はいらっしゃるのでしょうか。

楽譜の印刷もできますので、もし今でも使われている方は、プリンターもWindows 98に対応したものになるとは思いますが、それには消耗品であるインクも販売されている必要があります。

ある著名な文化人の方が、パソコンのような操作が難しいものは普及しないと思っていた、とおっしゃっていたのですが、パソコンはそれまでの常識を覆すパワーを持っていたということなのでしょう。

そのパワーゆえ、ハードディスクやメモリやUSBの規格など、周辺の機器にも進化を促します。

その与えた影響が、回り回って自らの製品としての寿命を短くするのでしょう。

個人的には、パソコンはコマンドラインで操作してもいいので、ずっと使えて欲しいのですが。