昨年のメディアドライブ様の展示会には、「ミュースケ」をメインに参加させていただきました。
今日は、その「ミュースケ」を簡単にご紹介させていただこうと思います。
「ミュースケ」はWEBブラウザ上で動作する楽譜作成ソフトです。
弊社の「Score Magazine」もそうですが、一般的に楽譜作成ソフトとは、パソコンにインストールして使うものでした。
今ではスマートフォンが普及していますので、スマートフォン用の楽譜作成アプリも存在します。
楽譜作成ソフト(アプリ)を起動すると、五線が表示され、その五線に音符を入力して楽譜を作成して行きます。
作成した楽譜は、紙の楽譜とは違い、演奏したり印刷したりすることができます。
演奏するためには、楽器の音を発音させる必要がありますが、その仕組みは、Windows、iPhone、Androidとそれぞれ違うんですね。
楽譜作成ソフトなど、音楽関連ソフトの開発者は、それぞれの仕様ごとに対応させる必要があります。
それが結構大変な作業なんですね。
そのような状況の中、WEBの世界も日々進歩していて、Web Audio APIというWEBブラウザで音を出す仕組みが誕生しました。
今から5年ほど前から話題に上るようになったと記憶しています。
弊社も興味を持ったものですから、3トラック5小節の楽譜を作るというシンプルなものですが、「ミュースケ」を作成して、インターネット上に公開しました。
「ミュースケ」という名前は、「ミュージック・スケッチ・シート」を略したものです。
2012年10月のことですから、今から4年前になります。