年の瀬を迎えて日本全体が一つの方向を向いていた頃を思い出しました

今日ASK アクティブシニア交流会さんのホームページに新年会の情報をアップしたあと、夕食を食べながらテレビを見ていたら、「チコちゃんに叱られる」でクリスマスの話題をやっていました。

これらをきっかけに年の瀬を意識したくらいですから、私にとって最近はクリスマスもお正月も特別な感じはしなくなりました。

子供の頃は学校も休みでお年玉ももらえる時期ですから、それはもうワクワクしていました。

親の実家に行けば田舎ですから豪勢な食事で迎えてくれます。

学生の頃はバブルで、クリスマスになれば世間はデートやパーティで浮かれていましたし、正月は実家に帰省していました。

会社に所属していたときは、ホテルの大ホールを借り切って取引先を呼んで盛大な忘年会をやっていました。

それに比べると今は静かな年の瀬です。

考えてみると、日本人がお盆はお盆らしく、お正月はお正月らしく迎えていたのは私が子供の頃くらいまでだったような気がします。

日本レコード大賞も紅白歌合戦もほとんどの人が見ていたんじゃないでしょうか。

お正月はほとんどのお店がお休みだったので、日本人の多くが仕事をしていないわけですから、テレビを見ている人はとても多かったと思います。

私としては、年の瀬であっても、一人ひとりが思い思いのことをしているように感じられる今の方が好きです。

一方で、日本全体が生活をよくすることに邁進していた当時の雰囲気も懐かしく思い出されます。

叶わぬ夢でしょうが、2025年の大阪万博がそのような雰囲気を少しでも感じさせてくれないか期待しているのです。