昨日はASK アクティブシニア交流会さんの定例交流会で、陰陽五行や易経のお話をさせていただいたこと、アンケートで三割の方が講座があれば参加したいという回答だったことを書きました。
これは早速ASKさんにアンケートの結果をご報告して、差し支えなければ講座を企画したいということをお伝えしようと思い、どのような内容の講座がいいか考えていました。
昨日も書きましたが、交流会に出席されていた方は八割くらいがシニアの男性でしたので、単に占いだけに興味があるから参加したいというわけではなさそうです。
どんなところに興味を持たれているかは、講座に参加された方に聞かなければ分かりませんが、そのためにはまず参加したくなる内容を提示しなければなりません。
例えば、算命学や易をビジネスに活用するという内容が考えられます。
実際に活用されている経営者の方は結構いらっしゃる、というお話も聞きますので。
算命学自体、中国の戦国時代の戦略家が創案したという話もあるくらいですし、易経については竹村亞希子さんという方の企業セミナーがよく知られているようですね。
それに民俗学的な方向性もあると思います。
民俗学者の吉野裕子さんという方が、「十二支―易・五行と日本の民俗」(人文書院)のような、そのものズバリのタイトルの本を多数出版されています。
参加されるのはシニアの方が多いでしょうから、日本の風習にお話になれば、私の方が教えてもらうことになるかもしれません。
陽明学者である安岡正篤氏の著作「易と人生哲学」 (致知出版社)のような、人生哲学という観点からも講座の内容が考えられそうです。
まずはASKの役員の方のご意見をうかがってみようと思っています。