ASK アクティブシニア交流会さん主催のパソコン・スマホ勉強会は、ITが苦手であったり、基礎を知りたいと思っていらっしゃる方が参加されます。
なので練習として何か操作をしていただく際に、手間取っている方をみると、やはり一般的な操作方法をされていない場合が多いです。
今日もGoogleスプレッドシートのセルに文字が入力できないとおっしゃる方がいたので、拝見してみると、日本語変換の際にスペースキーではなく変換キーを押されていました。
押した直後に候補の単語が出てくるのですが、どれかを選んでクリックしても入力されません。
このような操作は上手く行くソフトと行かないソフトがありそうですので、スペースキーを押して変換するようにしてくださいとお伝えしました。
もうひとつ印象に残ったのは、普段はガラケーを使っている方なのですが、せっかくパソコン・スマホ勉強会を受講するので、知人からもらったスマホをタブレットとして使うために持ってこられた方。
どうすれば使えるようになるのか分からないそう。
その方はノートパソコンにWiMAXを接続されていたので、まずはWiMAXのパスワードを入力してインターネットに接続すればいいのでは、とお伝えしたところ、WiMAXは触ったことがないからやり方が分からないのだとか。
ご自宅でもこのノートパソコンしか使っていなくて、WiMAXを契約する際に店員さんにやってもらって、それっきりだとのこと。WiMAXの設定画面を見たことがないそうです。
考えてみれば、一度覚えた操作方法であったり、設定してもらって問題なく動いていたりすれば、あえて調べなおしたりしませんよね。私も似たようなものです。
私の知人に、パソコンは苦手なので仕事以外は触りたくないという人がいますが、そのような人ならば尚更です。
なので先程の方のように、いつも変換キーで変換していて、思い通りに動かないときがあるので更にパソコンに触りたくなくなる。
私も昔関数があることを知らずに変な計算式を書いていたので、バカみたいなことをするなと上司に怒られたことがあります。
勉強会でこのようなことを見るたびに、自分も何気なくやっていることが、実は変なやり方をしているかもしれないと心配になってしまいます。