道具は壊れるまで使えますがソフトはOSが対応しなくなれば使えなくなります

昨日、久しぶりにWindows 7を起動したらハングアップしてしまいました。

リセットしてセーフモードで起動してもハングアップします。

頻繁に使いませんし、安定して動いていたので一年以上バックアップしていません。

夜中に慌ててハードディスクの丸ごとバックアップをしました。

このWindows 7はXPモードで動かしているソフトがいくつかあり、今でも使っているので、7のサポートが終わってもインターネットを切断した状態で使い続けます。

Windows XPの時代は長かったですし、Windows 98から使っていた多くのソフトも動いたので、XPで使っていたソフトは多いです。

確かWindows Vistaでユーザーアカウント制御(UAC)のような大きな変化があって、弊社のソフトScore Magazineも急いで対応した記憶があります。

大きなお店の片隅などで、今でもWindows XPの画面を見かけたりしますが、私と同じような理由で新しいOSにできないんじゃないかと思います。

書いていて思い出したのですが、Windows XPになってからずいぶん経って、家族で経営されている工場のホームページ作成やパソコンのメンテナンスを依頼されたことがあります。

そのご自宅の古いパソコンでWindows 95が動いていました。

昔ある業者さんに伝票などのシステム一式を作ってもらったそうで、このパソコンのハードディスク上でしか動かないみたいでした。

ネットに繋がっているのですが、ブラウザが古いのでホームページがまともに表示されません。

ご家族全員がITに不慣れなので、どうすればいいか分からないということでした。

リアルの世界では、道具は壊れるまで使えるのでしょうが、パソコンの世界では、OSが古くなったらソフトが動いていてもどうするか考えなければなりません。

この例のように、世界中でサポートの切れたOSが動き続けているんじゃないかと思います。