新聞の占い欄や神社のおみくじを見ないようになって自分でも驚いています

改めて思ったのですが、ここ数年新聞の占い欄や神社のおみくじは見ていません。

子供の頃、親が新聞の占い欄を見ては、「今日のあなたは○○だから気を付けなさい」といっていたので、自分も目を通すようになりました。

神社にお参りするとおみくじを引いていましたので、もともと好きだったのだと思います。

なので動物占いなど、巷で流行っているものに目を通してみて、「おおっ、当たってる」と楽しんでいました。

しかし陰陽五行や易経の勉強をするようになって、だんだん見なくなりました。

これらの思想だけでなく、これらを使った占いも学んでみると凄まじく奥が深い。

例えば四柱推命のような陰陽五行占術は、生年月日と生まれた時間、今年とこの十年間、それぞれの陰陽五行を出して判断するのですが、判断する要素が多すぎて、こんなに複雑なのかと驚いてしまいます。

易もそうですね。出た卦(か)の卦辞や関連する卦と爻(こう)の爻辞を参考に、どれだけイメージをふくらませることができるかが易者の腕の見せ所らしいのですが、私はまだ卦辞と爻辞をそのまま読むことしかできません。

それに易を学んで理解したのは、月の満ち欠けのように、吉のときと凶のときはどちらもある。問題は吉のときどうするか、凶のときどうするかということ。

このような経験をするうちに、新聞の占い欄や神社のおみくじを見ないようになって行ったんですね。

そのような変化にちょっと驚いているのです。