MBTIを教えるような授業があればもう少し楽に生活できたような気がします

昨日は久しぶりにユングのタイプ論「MBTI」で自分の適職などを確認したことを書きました。

ポール・D・ティーガー、他著「あなたの天職がわかる16の性格」(主婦の友社)では、私はINFJです。

海外のMBTI Manualや日本版MBTIマニュアルという資料が、各タイプの比率を発表しています。

それによるとSJ型というのが多いようで、ISTJ、ESTJ、ISFJ、ESFJの四つで全体の約40%を占めています。

逆にINTJ、INFJ、ENTJが少なく、この三つで6%ぐらいでしょうか。

確かにSJ型の適職リストを見ると、営業職や公務員のような、人口比でも多そうな業種が並んでいます。

私が読んだHSP(Highly Sensitive Person)の本には、世の中は人口比で多い非HPSの人向けに作られているので、HSPの人は生き辛いことも多い、というようなことが書いてありました。

同じことはMBTIにもいえるような気がします。

私は学校生活からして居心地の悪さを感じていたので、社会人になってからMBTIのような診断をやってみてはその理由を探していました。

今は適応障害のような症状が広く知られるようになったため、私が小、中学生の頃のように、なぜ生き辛さを感じるのかわけも分からず悩むような子どもたちはそれほどいないように思うのですが、実際はどうなのでしょうか。

適応障害までは行かなくても、INTJ、INFJ、ENTJのような子どもたちが、自分と共感できる同級生は比率的に少ないことを知っていれば、必要以上に精神的に孤立することも減るのではないかと思います。

私が小、中学生の頃に、MBTIの簡単な考え方でも教えてくれる授業があったなら、その後の人生がずいぶん楽になったんじゃないかと思っています。