WordPressなど、よく使われているCMSは、動作環境にPHP言語とMySQLデータベースの組み合わせが多いと思います。
今回のMODXのように、バージョンアップするまでに少し期間が開いてしまった場合、新しいバージョンはレンタルサーバーの動作環境に対応しているのか気になります。
WordPressやJoomla!は、管理画面から簡単にバージョンアップできるので、いつの間にかやってしまっているのですが、本来は動作環境もチェックしてからやった方がいいかもしれません。
動作環境の変化はしょうがないですよね。
PHPにしても、要望や脆弱性に対応したり、同じ言語間の競争もあるでしょうから、今後もバージョンアップを繰り返すのでしょう。それはデータベースもCMSも同じです。
弊社の利用しているレンタルサーバーの動作環境も、今は何とか最新のMODXに対応していますが、そのうちPHPもMySQLも、バージョンを上げる必要に迫られると思います。
行政やある程度の規模の企業など、大量のWEBページを管理し、閲覧者の要望に柔軟に応える必要がある場合は、レンタルサーバーとCMSの組み合わせはこれからも必要でしょう。
競合他社と差別化したWEBページを展開したい企業もそうかもしれません。
しかし、人の嗜好は細分化する方向に行くわけで、企業としてそれに対応するために、WEBサイトに割けるその作業コストの割合は、相対的に小さくなって行くと思います。
そのようなときに、例えばCMSに脆弱性が見つかって、バージョンアップしようとしたら一部のプラグインが対応していないとか。
そのようなことが起きたら頭痛いですよね。
レンタルサーバーとCMSの組み合わせだけでなく、何を選ぶにもリスクはつきものですが、弊社もそろそろ考える時期に来ているのかなと思います。