怒りの感情を鎮めたくて、ティク・ナット・ハンさんの「怒り(心の炎の静め方)」(サンガ)を買いました。
最近仕事もプライベートも忙しくて、心がちょっと荒れ気味でした。
なので親のちょっとした言動にも、いつもよりムッとしたりします。
とはいうものの、親の方も昔から理不尽なことを平気でいうときがあるので、こちらもつい言い返してしまいます。
こういうのは、多かれ少なかれどんな家庭にもありますよね。
たまにご近所さんから、うちと同じように親子で言い合いをする声が聞こえてきます。
ある程度は言い合いをすることで、お互いに発散している部分もあるのかも知れませんし。
ただムッとする感情が長引いていたら、やっぱりストレスが溜まっているのだと思います。
それで前々から気になっていた冒頭の本ですが、10章の「意識的な呼吸」に目を通してみました。
いつものティク・ナット・ハンさんならではの優しい語り口で、仏教や瞑想のエッセンスを伝えてくれます。
唯識の心所有法のことなども、難しいことは無しにさらっと書かれています。
私はティク・ナット・ハンさんの語り口がとても好きで、自分の心に効果があることも分かっています。
なので、スキマ時間に読みながら実践して行こうと思います。