この歳になると、自分の好きなものにどのように向き合うか、その傾向が分かります。今頃分かったのかと突っ込まれそうですが。
例えばその道一筋の人。さかなクンなんて、もちろん魚一筋・・・とお見受けします。魚の知識なら誰にも負けないと自負されているのではないでしょうか。
その道一筋の人は結構います。若い方から例を上げれば藤井聡太七段の将棋愛から、野村克也さんの野球愛まで。
しかし多くの人は、このような「○○に一筋」は持っていないんじゃないでしょうか。
「○○については誰よりも詳しい」 そう思っている人は結構いるとは思いますが、それに加えて野球観戦が大好きであったり、映画鑑賞も大好きであったり・・・。
自分も似たようなものです。さかなクンのような専門家に憧れるのですが。
このブログで一生のライフワークを考えたことを書いていますが、そればかりに集中することになっても飽きるんじゃないかと懸念しています。
冷静に考えると、今まで好きでITの仕事をやってきたわけですし、いくら歳を取ってITについて行けなくなるから老後はライフワークを、といっても、できる範囲でITは続けて行くのが現実的だなと思います。
少なくとも、ITが好きになった原点を思い出してそれに近いことをやれば、歳を取っていてもこなせるのではないかと思います。
私の場合はCP/MやMS-DOSを使ってゲームのSE制作のアルバイトをしたのが原点ですし、以前の自分で組んだスクリプトを見直してみてすぐに理解できて楽しかったのがPythonでした。
そのような意味で、コマンドラインで動くPythonのツールを作るくらいならば、続けて行こうかなと今日考えていたところです。