若者のクルマ離れは理解できます

自分の生活にはクルマの必要性を感じなかったこともあり、若い人たちがクルマに興味を示さない理由は分かるつもりです。

自動車メーカーも、若い人たちにクルマに乗ってもらおうと、あの手この手を使って宣伝しているようですが、クルマにステータスを求めたり、経済が右肩上がりだったり、という時代ではないですから、クルマ離れを止めるのは難しいのではないでしょうか。

昔あれほど車種の多かった、マニュアルミッションの2ドアクーペなんて、今では数えるほどしかありません。

しかし、日本は昔からモータースポーツが盛んな国ですし、クルマ好きの若者も一定数存在し続けるとは思います。

テレビ東京系列で放送されているスーパーGTって、妙に盛り上がっていませんか。

GT-Rとかレクサスとか、レース仕様車かっこいいですよね。

一方で、クルマ好きではなくても、クルマがないと生活に支障をきたす方も多いです。

私の親戚に、80代後半の叔父さんがいるのですが、今でもクルマに乗っています。

家が高台にあり、叔母さんが足が悪いので、どうしても必要なのだろうと思います。

クルマのない高齢者は、公共交通機関に頼らざるを得ませんが、電車やバスの路線廃止という問題もあります。

福岡市でいえば、バスは採算の取れる天神方面行きがほとんどで、利用者の少ない路線をどう存続させるかが問題になっています。

そのような方たちにとって、自動運転車は必要とされている技術だと思います。