私は子供の頃からクルマ好きだったのですが、私の仕事とは関係のない世界でした。
個人的には、特に1970年代あたりまでのクルマに興味があります。
漫画「頭文字D」に出てくるのはカローラレビン、スプリンタートレノの86型ですよね。
私が子供ながらに、かっこいいと思っていたのは27型でした。
オーバーフェンダーなんて付いていたのは、27以外では、GT-R、240Z、GTOのGSRくらいですよ・・・。
当時のガソリンエンジンやサスペンションなどの技術と、私たちのIT業界との接点なんて、全然ありませんよね。
しかし近年、GoogleやAppleのようなITの大企業が、クルマの世界に参入してきました。
前回までにお話したように、時代に必要とされるクルマの技術とIT企業の技術に、重なる部分が出てきたのでしょう。
クルマとインターネットの連携はますます進むでしょうから、IT企業の得意分野が、一台のクルマの中に、大きな部分を占めるようになって行くと思います。
もちろん、今すぐ私たちのような小さな会社が、クルマに搭載されるアプリなどを作ることはないでしょうが、とても興味深い変化だと思っています。
今後は、ビッグデータとかAIとか、私たちの業界に身近にある技術が、クルマのカタログに記載されるのでしょう。
今から楽しみです。