昔に比べて情報は爆発的に増えましたが一人ひとりの時間は増えません

なぜこれほど情報が増えたかといえば、やはりインターネットの影響が大きいです。

スポーツに限ってみても、Yahoo!のような大手サイト以外に個人の方も情報を発信しているので、あるスポーツに興味を持ったときに、インターネットを検索してみると、たくさんのWEBサイトがヒットします。

一昨年、ラグビーのワールドカップで日本が南アフリカに勝利したときは、テレビもインターネットも大盛り上がりでした。

あれ以来、テレビでラグビーの試合が取り上げられることが、グンと増えましたよね。

ラグビーのファンになった人も多いと思いますし、その人たちにとって、テレビ中継を見ながら楽しめる時間が増えたわけですから、その分人生も豊かになったのではないでしょうか。

しかしその一方で、人生の時間は増えません。

本来ならば、何かに使っていたはずの時間を削って、楽しんでいるということになるのでしょう。

糸井重里さんのように、野球が大好きでキャンプに取材に行かれたりする方が、ラグビーも好きになって関係者の方と対談をするというように、仕事もプライベートもさらに充実するのはいいのです。

私のように、睡眠時間を減らしたり、休日を取らないようになって、その挙句体を壊してしまう、というのがよくないのですね。

何かを始めるときは、何をやめるか、何をやらないか、を決めることが大事だとよくいわれます。

その考えが、私にはありませんでした。