情報の断捨離

不要なモノやレンタルはまだまだ多いなと思ってしまいます

夕方パソコンを閉じて夕食の買い出しに行こうとしたら、明日の打ち合わせのときに、クライアントさんにわたす領収書を作るのを忘れたことに気付きました。

以前プリンターが壊れたのを機に、必要になったときはコンビニで済ませる生活をしてみようと思い立って、今日までそうしてきました。

日頃からあまりプリントアウトをしないので全然困らなかったのですが、今回は困った。久しぶりに朝からの打ち合わせだと、こういうことになります。

けっきょく打ち合わせのあとに印刷に行くことにしました。

でも、こういうときのためにプリンターを買った方がいいかというと、ランニングコストに見合うだけ使わないのは目に見えているんですよね。

このようなことは他にもいくつか思い付きます。

事務所の電話もほとんど使わないので、もったいないなとは思っています。使っているのは携帯や050のスマホアプリばかりなので。

事業者用固定電話の基本料金は高いですもんね。

サーバー代や年会費を払っているインターネットサービスのいくつかも、事業の利益に結びついていないものがあります。

とはいうものの、知人のシニアの方たちに比べると私などカワイイものです。

時間は貴重なものであるということをこの歳になって分かりました

子供の頃は、時間は無限にあるように錯覚していました。

中学生くらいまでの野球や、それ以降の音楽など、熱中する対象はありましたが、学生のときは基本的に遊んでいました。

社会人になってからも、20代、30代はよく飲み歩いていました。

今考えると、どれだけ密度の薄い人生を歩んできたんだと、愕然としてしまいます。

いろいろなことを経験してきた、といえば聞こえはいいのですが、何か面白いことはないかと、あっちフラフラこっちフラフラして、結局何もかも中途半端だったんですね。

この歳になって、人生で最も貴重なものは時間だ、という言葉は胸に応えます。

人生で最も貴重なものは時間。みんな平等に持っていて、お金では買えない。

そしてそのあとには、貴重な時間を無駄にしないために、自分にとって大切なことに時間を使うこと、と続くようです。

そのためには、自分にとって大切なことは何かを知る必要があると。

それを知ったとして、それをどうするために時間を使うのか、ということが問われているように思います。

人によって大切なものは、家族であったり、仕事であったり、地位であったりするのでしょう。

昔に比べて情報は爆発的に増えましたが一人ひとりの時間は増えません

なぜこれほど情報が増えたかといえば、やはりインターネットの影響が大きいです。

スポーツに限ってみても、Yahoo!のような大手サイト以外に個人の方も情報を発信しているので、あるスポーツに興味を持ったときに、インターネットを検索してみると、たくさんのWEBサイトがヒットします。

一昨年、ラグビーのワールドカップで日本が南アフリカに勝利したときは、テレビもインターネットも大盛り上がりでした。

あれ以来、テレビでラグビーの試合が取り上げられることが、グンと増えましたよね。

ラグビーのファンになった人も多いと思いますし、その人たちにとって、テレビ中継を見ながら楽しめる時間が増えたわけですから、その分人生も豊かになったのではないでしょうか。

しかしその一方で、人生の時間は増えません。

本来ならば、何かに使っていたはずの時間を削って、楽しんでいるということになるのでしょう。

糸井重里さんのように、野球が大好きでキャンプに取材に行かれたりする方が、ラグビーも好きになって関係者の方と対談をするというように、仕事もプライベートもさらに充実するのはいいのです。

私のように、睡眠時間を減らしたり、休日を取らないようになって、その挙句体を壊してしまう、というのがよくないのですね。

それほどテレビが子供の人生に影響を与えていたんだと思います

「巨人、大鵬、卵焼き」というくらいですから、テレビのスポーツ中継は、巨人戦の他には、相撲くらいしかなかったように記憶しています。

あとはプロレスですか。

プロレスの方は、私は知らないのですが、力道山の人気がすごかったようですので、プロレス中継も一般化したのではないかと思います。

私が見始めた頃は、ジャイアント馬場やアントニオ猪木でした。

小学生の私たちが、影響を受けて自分達でもやるスポーツといえば、やはり野球になるんですね。

巨人の星などのアニメもやっていましたし、テレビや雑誌では野球についての解説も盛んでしたので、必然的に野球に詳しくなります。

ゲームでさえ、エポック社の野球盤で野球をやっていましたから。

1980年代に、泉麻人さんがコメンテーターを務める「テレビ探偵団」という番組がありました。

懐かしのテレビ番組を紹介するもので、私たちの世代もそれを見ながら「あったあった」と騒いでいたのですが、これほど濃い共有体験をしているということは、子供の生活にテレビがどれだけ深く入り込んでいたかということですよね。

今はスポーツといえば、サッカー、バレーボール、バスケットボール、テニス、最近はラグビーや卓球まで、たくさんの情報に溢れています。

巨人、大鵬、卵焼き・・・メディアの情報は限られていました

私が物心付いたときの記憶には、さすがに「大鵬」と「卵焼き」という印象はないのですが、テレビ中継でスポーツといえば巨人戦のナイターでした。

「巨人、大鵬、卵焼き」であって「野球、大鵬、卵焼き」ではありません。

今の若い人には信じられないと思いますが、昔のプロ野球中継は、ほとんどが巨人戦だったのです。

ということは、巨人の所属していないパリーグは、テレビ放送がありませんので、セリーグのどこかのチームのファンにとって、パリーグなんてほとんど知らなかったのではないでしょうか。

福岡にはパリーグの西鉄ライオンズがありましたので、よく当時の平和台球場に足を運んでいました。

球場がそんなに大きくはないので、選手との距離も近く、今のようにラッパなどの音の大きな応援もありませんでしたので、バットにボールが当たったときの音など、野球をするときのさまざまな音が鳴り響いていたように思います。

先日の記事で、昔の子供は暇だったと書きましたが、なぜ暇だったのかを考えてみると、日常生活をしていて受け取る情報が、今と比べて極端に少なかったんですね。

小学校で共通の話題といえば、テレビくらいしかありませんでした。