前回、niftyさんとの付き合いは二十数年というお話をしましたが、それだけ長かったので、移行は大変かなと思っていました。
しかし、「@nifty.com」というメールアドレスは個人でしか使っていませんでしたし、ブログサービスのココログは、Score Magazine使い方ブログで使っていただけでしたから、それほど大変ではありませんでした。
niftyを使い始めた頃、インターネットはまだなくてパソコン通信が一般的でした。
niftyのサービスはNIFTY SERVE(ニフティサーブ)といっていました。
モデムがピーピーガーガーと鳴って回線に接続します。
当時勤めていた会社には、回線が一つしかありませんでしたので、他の人が使っていたら、それが終わるまで待たなくてはなりませんでした。
主に技術の人が使っていて、私はほとんど使っていませんでしたので、当時何に利用していたのか忘れてしまいました。
プログラマーとデータのやり取りをしていたのではないかと思います。
Windows 95からインターネットが普及して行きますから、それまでは使っていたはずなのですが。
当時パソコン好きの私の同級生が、「日経パソコン」と同タイプの日経のパソコン通信専門雑誌を購読していて、「これからはパソコン通信が来る!」と力説していたのを覚えています。
そのときは「そうなんだ」と感心していたのですが、いつまで経っても来そうにありませんでした。
文字だけが表示されるフォーラムを見ても、正直世の中が変わる気はしなかったです。
しかしインターネットを見たときは衝撃を受けました。本当に世界につながる感があったんですね。
niftyさんとはそれほど長い付き合いでした。