便利なことが当たり前からスタートしたら何かあったとき困るかもしれません

昨日お話した取引先の件ですが、先日お邪魔して、容量が一杯になりかけているDropboxからGoogleドライブに設定しなおしました。

G Suiteを契約されていますので30GBytes使えますが、無料版のGoogleドライブでも15GBytes使えます。

以前ASKさんでも説明したのですが、WindowsにインストールしたGoogleドライブからExcelファイルを開くとExcelが起動するのですが、WEBブラウザのGoogleドライブから同じファイルを開くとGoogleシートが起動します。

これは、パソコンにExcelをインストールしていない方にとっては、とても重宝する機能なのですが、パソコンに慣れていない方にとっては、混乱の元のようです。

私の周りでDropboxを使っている人は、最初から意識せずにパソコンにインストールしています。

ところがGoogleにはGmailがありますので、同じようにインストールするとは限らない。

Gmailを開いているWEBブラウザでGoogleドライブも開いてしまう。

そして、GoogleドライブにあるExcelファイルを起動しようとすると、ExcelではなくGoogleシートが起動する。

「DropboxではちゃんとExcelが起動したのになぜ?」となるようです。

表計算ソフトがほとんどExcel一色になって長い時間が経っています。

そうなってからExcelを使い始めた方にとっては、登録商標のセロテープが普通名詞化しているのと同じようなイメージを、Excelに持たれているのかもしれません。

昨日書いたように、上限を気にしなくていいほどハードディスクが大容量になってから使い始めた方にとっては、クラウドストレージで使えるサイズが2GBとか15GBとかいわれても、ピンとこないのかもしれません。

今のWEBサービスは、便利なものが多くてとてもありがたいのですが、それが当たり前になってから始めた方にとって、何か起きたとき困ることもありそうだなと思いました。