パソコンと想像力

自分がシニアになったときのIT機器との関わり方を考えさせられます

昨日は新しいOSやスマートフォンの新しい機種が好きな人もいれば、そうでない人もいることを書きました。

後者には、ITが苦手な方たちも含まれていると思います。

Windows 8から10に無償アップグレードしなかった知人の中には、確かに仕事以外でパソコンに触りたくないという人もいます。

あるソフトのほとんどの機能を使いこなすヘビーユーザーだったり、ソフト開発環境のような自分に使いやすい環境を構築している人たちからすれば、OSが新しくなることで今動いているものが動かなくなるというのは、やっぱり避けて欲しいことだと思います。

動画作成ソフトのAdobe Flashが全盛期だったころ、仕様が大幅に変更されて、スクリプトもActionScript 3.0というオブジェクト指向のもので書くようになったことがありました。

「こりゃ大変だ」と思いながらせっせと覚えたのですが、いろいろな事情でFlashの全盛期も過ぎ、自分の持っていたバージョンも新しいOSに対応しなくなって行きました。

私は新しいOSは触ってみたいと思う派なのですが、このような事態になるのならば、そうコロコロと新しいものに変わって欲しくないなと思ってしまいます。

OSやスマホで新しいものが好きな人は生活のリニューアルを期待しているのかもしれません

昨日はWindows 10のUpdateをやりたがらない人がいる、ということを書きましたが、Windows 8からWindows 10に無償アップグレードしなかった知人も何人かいます。

その内の一人のパソコンはとても高性能なので、Windows 10にしてもサクサク動くと思います。

使い慣れたものを使い続けたいとか、新しいものを覚えるのは面倒くさいという気持ちは分かります。

ずいぶん昔ですが、職場で慣れ親しんだ一太郎やロータス1-2-3が、WordやExcelに替わって行ったときはとてもガッカリしたものです。

検索してみて驚いたのですが、未だにWindows XPって結構使われているんですね。

XPまでしか対応していないソフトが使いたければ、インターネットに繋がなければ特に問題はありません。

実際に私がWindows 7を使い続けている理由はまさにそれです。Windows XP ModeでXPを使っています。

しかし、変えたくても変えられない場合もありますよね。

特に工場のラインなどに関係しているようなパソコンは、ネットに繋がる必要もないですし、一度システムを構築してしまえばそうそう変更する必要もありません。

Windows 10のUpdateをやりたがらずIEを使い続けたがる方はいらっしゃいます

先日、知人がGoogleドライブに入れなくなったというので、お互いの空いている時間を見つけて近所のマクドナルドで会いました。

私よりかなり年上の方で、ITが苦手なのですが、Googleドライブに毎月更新されたデータが入ってくるので、それを開かなきゃならないんですね。

本人のパソコンを見てみると、いつもと違うアカウントでログインしています。

今までログアウトせずに終わっていたので、次にブラウザを起動したときもログイン状態でアクセスでき、アカウントは気にせずに済んでいたのです。

本人は設定など何も変更していないというのですが、よく聞いてみると、先日今まで頑なに拒んでいたWindows 10 Updateをしたとのこと。

実はこの方、Internet Explorerを使っています。

そんなことがあるかどうか分からないのですが、WindowsをUpdateをしたことで、キャッシュが消えてしまったのかもしれません。

Googleのログイン画面を見ると、間違ってログインしていたアカウントが選べるようになっています。無意識にそのアカウントでログインしてしまったのでしょう。

みんな物語を欲しているなと思っていたら、一番欲しているのは自分でした

昨日お話したライムンドゥス・ルルスは、記号の操作で文字列を生成する機械を考案した人です。

そのアイデアをライプニッツが気に入って、それを発展させた「結合法論」という著作を書き、のちに機械仕掛けの計算機を作り上げます。

このようなことを考える人たちですので、とても論理的な思考を持っていたはずなのですが、熱心なキリスト教徒だったせいか、ちらほら秘密結社や錬金術の話が聞こえてくる。

ルルスなんて魔術師のように扱われた時期もあったらしい。

このような扱われ方は、陰陽師の安倍晴明と似たような感じを受けます。

この人は優れた天文学者で、国家にとって重要な暦を作る仕事をしていた公務員ですよね。

当時としては最先端の科学であっても、普通の人にとっては得体の知れない魔術なわけです。

そのイメージが、後世の人たちによって、平安京に跋扈する魔物を式神を操って退治する人物に作りなおされます。

ある程度重要なノンフィクションさえあれば、フィクションで脚色しても、それが面白ければ面白いほど人は感情移入できるのでしょう。

刀女子なんてその典型ですよね。

「刀剣乱舞」というゲームが火付け役のようです。

コンピューターの歴史を遡っていたらルルスの術に行き当たりました

先日より、コンピューターの基礎である二進法を作ったライプニッツへの興味から、ふと思い出してはインターネットで情報を集めています。

「そんなことより、ライプニッツの著作物を読み込んでモナドのことなどを理解せいっ」て思いますが、私にとっては業務に差し支えるほど難しくて頭を使うので、無理せず少しずつ読み進めているところです。

ライプニッツには、どんな思想もアルファベット26文字の組み合わせで表現できるように、基本的な概念を組み合わせることで、無数の概念を作り出すことができるはずだと考え、「結合法論」という著作を著したそうです。

その考えがのちに、十進法で掛け算や割り算などができる計算機や、二進法の計算機の発明に繋がることになります。

ちなみにこの「結合法論」には基となるアイデアがあって、それが13世紀の思想家、ライムンドゥス・ルルス(ラモン・リュイ)のルルスの術と呼ばれるものらしいのです。

この人は、哲学者、宣教師、作家などいろいろな肩書きを持っているようですが、後世には魔術師のような扱いを受けていた時期もあるらしい。

東京大学大学院情報学環教授の西垣通さんという方は、このルルス、ライプニッツの普遍記号学が20世紀のコンピューターに至る流れを指摘されています。

ライプニッツも興味のあるテーマの一つに加わりました

昨日は、ライプニッツに関するインターネットで見つけた論文や図書館にあった本から、私の興味のあるテーマのものを、そのタイトルだけご紹介しました。

ライプニッツについては、自分なりに内容を消化してからブログに書こうと思っていたのですが、あまりに自分の興味と一致するものが多かったので、ついうれしくなってメモしてしまったのです。

しかしここでご紹介したテーマは、ライプニッツの活動のほんの一部で、彼の活動範囲は政治や宗教なども含む広範なものです。

先日注文した本「モナドロジー・形而上学叙説」が来たので、その解説を読んでみると、彼が活動したのは三十年戦争のあとのドイツとのこと。

彼には荒廃した社会の再統合という目的があったようです。

それを考えると、中国への興味、心理学、計算機(今でいうコンピューター)のように、一見何の脈絡のないものが思索のテーマに含まれていることも理解できます。

それどころか、ライプニッツの確立した二進法に基礎を置くコンピューターが、ありとあらゆる分野で活躍している理由も、彼の目的とどこか共通するものを感じます。

コンピューターには技術さえ身に付けば参加資格が手に入るイメージがあります

昨日、私は自分がパソコンを好きな理由をなかなか上手く説明できない、ということを書きました。

毎晩、寝る前にiPadでWEBブラウジングをしたり、Evernoteに気付いたことをメモしたりしているのですが、Windowsタブレットで同じことをするのに比べて快適だと思います。

しかし、パソコンがない環境に持って行くとしたらWindowsタブレットの方を選びます。

それはファイルを開いたり、ちょっとしたスクリプトを書いたりしなければならなくなったとき、パソコンのように使えるという安心感があるからです。

もちろんiPadでも大抵のことはできると思いますし、私に知識が不足しているだけなのでしょうが、やっぱり作業するためのツールがいろいろ揃っていることは、保険が利いている安心感があります。

私が始めてパソコンを買ったときのことを思い出してみると、最初は音楽で使うためにMSXパソコンを買い、次に大学の卒論で使うためにNEC PC-9801を買いました。

パソコンの知識はあまりなかったにもかかわらず、自分にとってPC-9801の何でもできる感は圧倒的でした。

ライプニッツが計算方法を確立しただけにコンピューターの適応力に納得してしまいます

昨日は「知の教科書 ライプニッツ」という本の中に、ライプニッツがのちの時代に無意識と呼ばれることになる「微小表象」という概念を考察していた、という記述を見つけて驚いたことを書きました。

ライプニッツというキーワードに、私の興味のあることが複数含まれていることを発見して、さらに興味が増しました。

彼の思想について自分なりに整理するのはまだ時間が必要ですが、「万能の天才」と評価されるほど多くの分野に業績を残したことは分かりました。

そういう意味では、コンピューターの基礎となる二進法を確立した人だけに、多様な分野で活躍している現代のコンピューターのような人物だなと感じました。

以前よりこのブログで、自分がパソコンが好きな理由を、アイデア次第でいろいろなことが試せるところとか、好きな理由をくどくどと考えてしまうくらいよく分からないところなど、思い付くままに書いてきました。

コンピューターの計算方法の基礎を創った人からして、このような多彩な業績を残していることを知って、自分がパソコンが好きな理由をなかなか説明できないことも、妙に納得できてしまいます。

若い人を中心に、スマートフォンがあればパソコンは要らないという主張をよく聞きます。

私たちの世代が考えつかないITの使い方で社会問題を解決してくれるかもしれません

一昨日書いた、ネットで見つけた高校生の発言ですが、私の場合は年代的にスマートフォンではなくパソコンでした。

彼がスマートフォンに触れるより少し遅く、成人した直後にパソコンに触れたのですが、それまで経験したことのない感覚を味わったことを覚えています。

これを使えば何でもできそうな万能感というのでしょうか。

当時から、パソコンというものは「ソフトがなければただの箱」といわれていたのですが、ソフトさえあれば何にでも化けるわけです。

そのようなものは、生まれてこの方手にしたことはありません。

これを使えば何ができるんだろう、と妄想ばかりしていた記憶があります。

ギターを夢中で練習してもプロになる才能はないと悟りましたし、運動部で頑張っても上手くないのでレギュラーにはなれませんでしたし、勉強も同じくできませんでした。

そのようなことを高校を卒業するまで嫌というほど経験したので、よりいっそうパソコンに希望を持ったのだと思います。

ハードウェア周りにしてもプログラミングの面でも、パソコンの世界は分からないことが多すぎて、時間がいくらあっても足りません。

学生のときなんてそんなに勉強もしませんでしたし、部活をやめてしまったら時間を持て余します。

やろうと思えば小学生でさえ最先端のITを体験することができるでしょう

先日も自転車に乗っていると、前から自転車に乗る若者がこちらに突っ込んで来るような気配なので、端に避けたらスマートフォンを見ながら走っていました。

もう中毒ですよね。

新しいデバイスは、それを子供の頃から使っていた世代が成人して社会で活動を始めると、その影響が分かるんじゃないかと思います。

例えば「ゆとり世代」なんて、いろいろといわれてきましたよね。

先日も書いたのですが、現代はグローバル化とか高齢化社会とか、もはや生き方のお手本となるものがない時代です。

そういう中で、詰め込み教育とは逆の教育を受けてきた世代です。

単純に考えて、柔軟な発想で新しいものを生み出す能力を持っているような気がしますし、少なくともそういうところに期待が持てる。

先に挙げたスマホに夢中の若者のように、物心ついたときから肌身離さず持ち歩いている子供もいるでしょう。

今のスマホはもうパソコンのように高機能だと思います。

設定画面を開けばWi-Fi接続やクラウドストレージの情報、アカウントのことなど、幼くしてコンピュータ周辺の知識に触れることができます。

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