昨日は、GoogleがMicrosoftの開発しているType Scriptを、社内標準言語に採用したニュースについて書きました。
ではMicrosoftはどうなのかといえば、昨年からWindows 10でBashが動くようになりましたね。
Bash on Ubuntu on Windowsというようですが、昨日のお話よりこちらの方が画期的なように思います。
Windowsが一人勝ちのとき、OSにLinuxが統合されるなんて誰も予想しなかったんじゃないでしょうか。
今回のCreators Updateでは、WSLというLinux Kernel相当の機能の互換性が大幅に向上したということです。
私は画面を分割して編集したいときなど、Windows 7でEmacsのWindows版であるMeadowを使っているので、Emacsがちゃんと動くというのはうれしいです。
昔MacがOS Xになるとき、子供が家庭で使うこともあるパソコンでFreeBSDが動いているなんてすごいことだ、と話題になったことがありました。
しかし、OSのシェアでいえばWindowsの方が圧倒的だと思います。
今後、WindowsとLinuxの統合が進めば、PythonやRubyで作ったスクリプトが、外出先のどのパソコンでもそのまま動作するという時代が来るのでしょうか。