ソフトの動作チェックなどの目的で、OSをインストールする話を書いていますが、先日書いた家具の話を思い出して、作業の違いに軽くショックを受けました。
新しく発売されるOSはいち早く手に入れて、Score Magazineを動作チェックするようにしています。
動くかどうかのお問い合わせも増えますし、ソフトの「動作環境」欄に「動作確認済み」と記載しなければなりません。
しかし、業務で使っているソフトの対応状況もありますので、最新のOSを業務に使うことはありません。
私の場合は、自作パソコンでハードディスクの差し替えが簡単なので、新しいハードディスクにOSをインストールすることが多いです。
昨日書いたWindows 8のインストールもそうですが、私は今までインストール大会を何度もやってきました。
ソフトの動作チェックの目的以外でも、例えば映像編集の仕事をしたときは、事務所のパソコンが非力で、作業にならないくらい動作が重いので、一つ前のOSにインストールしなおしたこともあります。
それこそ膨大な時間をインストール作業にあててきました。
インストール作業に慣れることや、異音を聞き分けられるくらいハードディスクをたくさん使ってきたことなどは、将来何かの役に立つでしょうか。
データストレージはクラウドに移っていますし、OSもChromebookのようにWEBブラウザさえあればいいような時代になるかもしれません。
そうなると、やっぱり役に立たないですよね。
先日書いた家具職人さんや宮大工さんなどは、修行をした分、仕事をした分、自分の技として蓄積されて行きます。
小学校からプログラミングの授業が始まるそうですが、今回書いた私のような経験はあまりして欲しくないなと思います。