ご近所さんから、パソコンの調子が悪いと相談されて、見に行ってきました。
Windows 7からWindows 10にアップグレードしたパソコンということでした。
タスクマネージャーで確認してみると、それほどCPUは稼動していませんでしたが、メモリが2MBなのでほぼ9割り方消費されています。
常に動作は遅いそうですが、ExcelやWordを使っていると、「応答していません」というメッセージが出て作業できなくなるとのこと。
タスクマネージャーのプロセスを見ると、「.Net Runtime Optimization Service」というのが常時動いています。
試しにこれを起動させないようにしようと思ってネットで調べてみました。
設定が「タスクスケジューラ」にあるとか「管理ツール」の「サービス」にある、などの情報を頼りに探してみるのですが、どうにも発見できません。
こちらのページの、「workaround」というところに書いてある手順を実行したら、起動しなくなりました。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2571181
コマンドプロンプトで「C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319」に移動して、「ngen.exe executequeueditems」を実行します。
実行するコマンドの説明はこちらにあります。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/6t9t5wcf(v=vs.110).aspx
.NET Frameworkの最適化を監視するサービスのようで、再コンパイルするとプロセスから消えるようです。
これでとりあえず、「応答していません」というメッセージは出なくなったようですが、再度タスクマネージャを確認すると、今度は「OneDriveSetup.exe」が常時動作しています。
こちらの方は、「OneDriveSetup.exe CPUリソース」で検索して、最初に表示されるMicrosoftコミュニティのサイトで解決しました。