スマホの暗黙のマナーのようなものは長い時間をかけてできあがって行くと思います

今までスマホ依存のお話をしていましたが、それではこの記事の書き初めで触れた、事件のきっかけとなったような状況でスマホを見たことについては、どう考えればいいのでしょうか。

それを判断するのは、社会人として身に付けておくべきマナーなのでしょうか。

例えば、仕事中や人と話しているときは当然見てはいけないけれど、緊急の用事で定期的に見ざるを得ない状況のとき、相手に事情を説明して了解を得ておくような・・・。

今はスマホが急速に普及してそれほど時間が経っていませんし、これほど依存する人が増えるような持ち物は過去にあまりなかったように思いますので、どのようなときに使っていいのかいけないのか、人類共通のマナーの確立がまだ追っ付いていないんじゃないかと思います。

もしかしたらスマホのマナーの問題は、人間の性の問題と似たようなところがあるではないでしょうか。

性は本能の問題ですので、人間一人ひとりが本能の赴くままに行動してしまったら社会は成り立ちません。

国によってある程度の違いはあるでしょうが、どの国もあるレベル以上のマナーは共通して持っていると思います。

○○のような社会活動中は性の話題は口にすべきではない、などです。

同様に、スマホもこれほど依存症の人がいるということは、本能に訴えかける部分がかなり大きいわけですから、人間一人ひとりが本能の赴くままに行動してしまったら社会は成り立ちません。

これから10年、20年経つうちに、スマホにも人類共通の暗黙のマナーというものが、できあがって行くんじゃないかと思っています。