前回お話したように、30代でパニック障害を経験してからは、自分の生き方やものの見方が、本来自分の持って生まれたものとは少しズレているのではないかと疑い始めました。
自分本来の生き方をしていないので、どこかに無理が来て、精神的な病になるのではないかということですね。
そのためには、本来の自分の性格にどのような傾向があるのか、知る必要があります。
エニアグラムとか、ユングの「心理学的類型」とか、ストレングスファインダーとか、いくつかの有名な性格診断方法で調べてみました。
ユングの「心理学的類型」については、その理論を基にした「あなたの天職がわかる16の性格」(主婦の友社)を参考にしました。
その本によると、私はINFJ型、「理想家」にあたります。
この型は、統計では少数派のようで、かなりセンシティブで控えめな性格のようです。
ストレングスファインダーによると、私は「戦略性」、「学習欲」、「内省」、「収集心」、「達成欲」という順番になります。
ストレングスファインダーの続編であるストレングスリーダーシップでは、全34の資質を「実行力」、「影響力」、「人間関係構築力」、「戦略的思考力」の4種類に分けています。
私の場合は「達成欲」だけが「実行力」に属し、他は全て「戦略的思考力」。
「影響力」や「人間関係構築力」という人と関わる資質が皆無で、ほとんどが考えること。こちらも相当偏っているようです。
学校の集団生活に馴染めないのは自分の努力が足りないんだ・・・などと、今から思うと間違って理解していたことも多かったように思います。
このブログでも、私にとっては普通だと思って書いていることも、読んでいる方にとってはかなり違和感があるところもあるかもしれません。