昨日、TBS系のテレビ局で放送された「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」という番組を見ました。
プロの世界は本当に厳しいですね。
特にプロ野球はサッカーと並んで日本人に最も人気のあるスポーツですから、競技人口もすさまじく多いと思います。
私が小学生の頃は、スポーツ中継といえば野球、相撲、プロレスくらいでしたし、「巨人の星」を始め野球漫画も全盛期でしたので、私でさえプロ野球選手になりたいと思ったことはあります。
自分は小学生ですぐにあきらめましたが、中学生の頃に野球部で飛び抜けて上手かったりすると、その時点で本気でプロを考える人もいそうです。
まずは甲子園を狙える高校を目指すのでしょうか。
私の周りにも、そのような人たちが数人いたように記憶しています。
ただ先ほどいいましたように、野球はすそ野がとても広いです。
強豪校でレギュラーになって、甲子園で勝ち進んで、スカウトの目に留まる活躍をする、なんて確率は私には想像もできません。
プロ野球でレギュラーになるなんて、さらにその上のレベルです。
冒頭のテレビ番組に戻りますが、取材された元選手の方々はそれをくぐり抜けてきた人たちです。
数万人に一人の才能どころじゃないと思います。
そんな人たちが戦力外を通告されるなんて、どんだけ厳しい世界なんだとめまいがしそうです。
通告されたときのご本人たちの戸惑いは、私にはまったく想像できません。
この方たちは、子供の頃から自分でも周りの人たちも「飛びぬけた才能」を感じていたと思います。
人とは見える景色が違っていたんじゃないでしょうか。